キーマンインタビュー
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大連市中日友好協会
会長 于 建軍氏
民間のチカラで引き出す
中日交流の更なる可能性
その後、二度に渡る代表会議を経て年間活動計画を決め、文化、交流、産業促進など各分野に分けた専門委員会も設立。それぞれの専門性をいかし、友好都市や青少年間、産業交流など既存の枠にとらわれない活動を企画、日々進めている次第です。
半年を振り帰り、今後を見据える
昨年12月に同協会会長の任に就き、早や半年。その歩みを振り返ると、実に感慨深いものがあります。
福岡、伊万里市の訪問視察をはじめ、日本よりキモノスタイリストの冨田伸明先生や尺八演奏家三橋貴風先生、篆刻師師村妙石先生をお招きし、中国の著名文化人とのコラボレーションイベントなども企画して参りました。
さらに今年の5月末には、千人アカシア花見ウォーキング大会を開催。東京や大阪、金沢、北九州市など日本の19都市より200名を越える来賓が参加されました。また、大連人民文化倶楽部での音楽会や晩餐会も催すなど、これまでにない大規模な交流イベントとなりました。
開催に際し、連日あちこちを駆け回り、関係者らとの綿密なやり取りや手配など、本当に目まぐるしい日々でした(苦笑)。ですが、無事このイベントやり遂げ、大きな挑戦を達成できたことは、同協会にとっても大きな一歩になったと自負しております。
また、これらの活動は、会員だけでなく在瀋陽日本国総領事館や大連市政府などによるバックアップも賜り、これまでの枠を超えた、さらなる発展の可能性を秘めているといっても過言ではありません。そのように考えると、わずか半年ですが非常に濃密な活動を展開してきたと改めて感じます。
いよいよ今年も後半を迎えました。今後の予定として、日資企業への法律諮詢活動や中日友好協会少年サッカーチームの富山県訪問および交流など、多岐に渡る交流活動を検討しております。
私たちの活動の真なる目的は、自らの利を追求するのではなく、両国の交流を促すこと。よりすばらしい発展を目指し、各分野でのニーズや必要とされる活動についてアンテナを張り、日々応えていきたいですね。この積み重ねが、今後両国交流のさらなる飛躍のきっかけとなりましたら幸いです。
PROFILE
う けんぐん
1955年生まれ。在大連市政府外事?公室、旅遊局などを歴任、大連市人民政府副秘書長、大連市人力資源および社会保障局局長として在籍する傍ら、大連市国際人才交流協会会長も兼任。また中国駐日本国大使館一等、二等書記官も務め、昨年12月より中日友好協会会長に着任、大連外国語大学修士研究生指導にも携わる。
大連市中日友好協会
大連市沙河口区高爾基路482号漢風万和祥茶楼
℡(0411)8389-8042
中日交流の更なる可能性
初の民間交流団体としての歩み
私たちが運営する大連市中日友好協会は、大連市民生局、大連市対外友好協会の認可を受け、昨年8月に設立した非営利団体です。友好国際交流促進、中国文化交流促進など13の委員会があり、長年対日民間交流を行う70名の実力ある会員らとサポートを行う100もの組織・団体で構成されます。
実は同協会が発足するまで、大連市には民間での交流団体はありませんでした。これまで国や政府機関での取り組みも多く行われていましたが、どうしても範囲に限りがあります。一方、企業や民間での組織ならばより柔軟に幅広く活動でき、交流の可能性がさらに広がるのではないかと思ったのです。そこで、どのような団体が活動をしているのか調べてみると、なかなか見当たらない。「ならば自ら立ち上げよう」と一念発起し周りに声をかけ、仲間らと共に同会発足の運びとなりました。その後、二度に渡る代表会議を経て年間活動計画を決め、文化、交流、産業促進など各分野に分けた専門委員会も設立。それぞれの専門性をいかし、友好都市や青少年間、産業交流など既存の枠にとらわれない活動を企画、日々進めている次第です。
半年を振り帰り、今後を見据える
昨年12月に同協会会長の任に就き、早や半年。その歩みを振り返ると、実に感慨深いものがあります。
福岡、伊万里市の訪問視察をはじめ、日本よりキモノスタイリストの冨田伸明先生や尺八演奏家三橋貴風先生、篆刻師師村妙石先生をお招きし、中国の著名文化人とのコラボレーションイベントなども企画して参りました。
さらに今年の5月末には、千人アカシア花見ウォーキング大会を開催。東京や大阪、金沢、北九州市など日本の19都市より200名を越える来賓が参加されました。また、大連人民文化倶楽部での音楽会や晩餐会も催すなど、これまでにない大規模な交流イベントとなりました。
開催に際し、連日あちこちを駆け回り、関係者らとの綿密なやり取りや手配など、本当に目まぐるしい日々でした(苦笑)。ですが、無事このイベントやり遂げ、大きな挑戦を達成できたことは、同協会にとっても大きな一歩になったと自負しております。
また、これらの活動は、会員だけでなく在瀋陽日本国総領事館や大連市政府などによるバックアップも賜り、これまでの枠を超えた、さらなる発展の可能性を秘めているといっても過言ではありません。そのように考えると、わずか半年ですが非常に濃密な活動を展開してきたと改めて感じます。
いよいよ今年も後半を迎えました。今後の予定として、日資企業への法律諮詢活動や中日友好協会少年サッカーチームの富山県訪問および交流など、多岐に渡る交流活動を検討しております。
私たちの活動の真なる目的は、自らの利を追求するのではなく、両国の交流を促すこと。よりすばらしい発展を目指し、各分野でのニーズや必要とされる活動についてアンテナを張り、日々応えていきたいですね。この積み重ねが、今後両国交流のさらなる飛躍のきっかけとなりましたら幸いです。
今年5月開催の千人アカシア花見ウォーキング大会にて。両国各地より多数の参加者がありました。
PROFILE
う けんぐん
1955年生まれ。在大連市政府外事?公室、旅遊局などを歴任、大連市人民政府副秘書長、大連市人力資源および社会保障局局長として在籍する傍ら、大連市国際人才交流協会会長も兼任。また中国駐日本国大使館一等、二等書記官も務め、昨年12月より中日友好協会会長に着任、大連外国語大学修士研究生指導にも携わる。
大連市中日友好協会
大連市沙河口区高爾基路482号漢風万和祥茶楼
℡(0411)8389-8042
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