Y's Consulting Limited
  • ビジネス記事

Y's Consulting Limited

  • エリア:上環・中環・金鐘

オーストラリア&ニュージーラン ド投資家ビザについて

今月は香港・日本から離れオセアニアについてご紹介したいと思います。東京にてオーストラリア・ニュージーランド両国へのビザコンサルティングを提供するAOMビザコンサルティング代表・足利弥生さんからのご案内となります。


世界の移民の流れは南半球へ


2016年からの世界情勢はイギリスにおいてユーロ離脱、そしてアメリカではトランプ政権の発足など、先進国といわれる国が大きな転機を迎え、その波は各国の政策にも大きく影響してきており、中でも国の経済を強固にする為に、移民政策が大きな軸になりつつあります。4月18、19日にはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド3カ国がほぼ同時に就労ビザの厳格化を発表し、あらためて各国政府がグローバル高度人材の確保=移民政策というものを真剣に検討するような時代になったと感じています。

オーストラリア・ニュージーランドはまさに「移民国家」としてその移民政策を実践し、成功している国といえます。他国に比較し、人口が少ない先進国として労働人口確保、という観点のみならず、両国は海外から優秀な投資家を誘致することにより、経済効果につなげています。


投資家ビザとは?


「投資家ビザ」とはある一定の資産を3年または4年間投資することにより、永住権を取得するものになり、資産はその後償還されます。いわゆる「一時的な投資」を実施することで、永住ビザを同時に取得することが可能なプログラムです。投資可能な商品は金融商品やベンチャーキャピタルなど広範囲に及びます。また、居住要件が短期のものもあるため、香港などに居住しながら永住ビザを取得できるのも利点です。アメリカやカナダ、イギリスなどほかの先進国にも類似プログラムは存在しますが、各国のおかれている情勢により、特に昨年以来、北半球の不安定さから人の移動の波は南半球へ向かっており、イギリス人がAUS/NZへ、そしてアメリカ人がニュージーランドへ、とその情勢は急激に変化しています。

日本人は海外移住という選択が他国に比較して圧倒的に少ないのが現状ですが、グローバルな時代、海外のビジネス環境や税制、そして社会保障の仕組みや教育の環境などの違いを体感することで、家族の将来をふまえ投資家ビザというオプションを活用する方が国内外問わず急増し、この過去5年で大きく日本人の価値観も変わってきました。


オセアニアの魅力


経済も北半球の影響をあまり受けないという点で、リスクマネジメントとして南半球を検討する外国人投資家も多く、税制上、両国共に相続税や贈与税がないこと、特にニュージーランドはキャピタルゲインや印紙税もないという魅力もあります。クオリティの高い投資家誘致を積極的にするために、世界一起業しやすい国、そして投資家保護の国として常に世界一位にランキングされています(世界銀行統計)。現在、アメリカ国籍が最多の投資家ビザ申請者数となっていますが、興味深い点として統計上、日本人は1人あたりの投資額が最高で投資家ビザを申請しているのも事実です。日本からはほぼ時差がなく、政治的にも安定している事、安全で高度な教育環境も魅力であり、永住ビザを取得する事でお子様に将来の就学・就職の選択としても可能となります。ぜひ香港在住の皆様に両国についての魅力を知っていただく機会になれば幸いです。




Y's Consulting Limited

住所 15/F, O.T.B. Building, 259-265 Des Voeux Rd Central MAP
電話 852-2851-8700

ピックアップ

Concierge
コンシェルジュ公式App

CCG Concierge

上海・大連への
便利な街案内&生活情報アプリ!

ダウンロードはこちら
  • App Store からダウンロード
  • Android からダウンロード
  • App Store からダウンロード
  • Android からダウンロード

ピックアップ

Concierge 公式SNSアカウント
Concierge 公式SNSアカウント