家族との時間、サークル活動を

目一杯楽しむ週末

★馬場ファミリー　大連歴：2年8カ月

馬場秀明さん（44／会社員）

真由美さん（45）

康生（こうき）くん（11／小5）

心悠（みはる）ちゃん（8／小3）

日本にいる頃は身体を動かす機会が皆無だったが、大連赴任をきっかけに長男の康生くんと少年野球チーム「Windy大連」に所属。そしてこの6月に監督に就任した秀明さん。
「週末は親子そろって野球で汗を流し、共通の話題ができるようになり嬉しい」と話す。居住エリアの広場で長女の心悠ちゃんも一緒にキャッチボールを楽しむなど、白球が繋ぐ家族の絆（！）を体感中だ。一方、真由美さんもフラワーアレンジメントや中国結び、「Zumba（ズンバ）」とよばれる欧米で流行中のフィットネスダンスを楽しむ。欧米人を中心に多国籍なメンバーが参加し交流を楽しむ。
中国以外の異文化にも触れさせたいという親心もあり、長期休暇はこれまでにイタリアへ「芸術」、オーストラリアへ「自然」とテーマを以って楽しんできた。中国国内は歴史好きな康生くんの希望で西安へ。秀明さんの「次は『九寨溝』へ行ってみたい！」という提案に子ども達からは「海外がいいよ～」と冷ややかな回答が（笑）。「（ゲームの影響で）三国志に興味があるなら、物語の舞台を巡る中国旅行もいいじゃない？」と、妻として、母としての温かなフォロー。さすがです！
秀明さんの勤務地は丹東近くの東港で、通常は現地で単身暮らし。大連までは鉄道で約3時間。出張がないときは、金曜夜に家族のいる大連へ戻り、日曜の昼過ぎには東港へ。家族水入らずで過ごす時間も限られる中、外食先の決定も重要なところ。以前真由美さんが友人と行ったという、北朝鮮系の中華料理のおいしい店「鴻賓楼」の話を持ち出すと、秀明さんは興味津々の一方で、子ども達はまたもや乗り気でない様子（笑）。せっかく中国にいるんだからおいしい中華料理を堪能しておきたいという両親の想いが、いつか届くことを願う。


日本ではフットサルチームに所属していた康生くんだが、大連では秀明さんと共に野球を楽しむほどのスポーツ好き。

心悠ちゃんも身体を動かすことが大好き。恒星広場のスケート場は家族レジャーの定番スポット。

西安旅行にて。歴史探訪の旅のはずが、体を動かすことが好きなメンバーゆえ、一番楽しかったのは城壁周遊サイクリングだったとか。

【よく行くお店】焼肉の店

少年野球チーム「Windy大連」メンバー家族が経営の「焼肉の店」は、ヘビーユ－スの一軒。食べ盛りの子ども達のお腹も大満足！

■開発区翠竹南里大安海韻花園（楓叶国際学校裏）