Concierge大連 2017年6月号
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ジャパンブランド最前線③
大連に進出する日系外食産業に市場戦略と展開を問う
純日本の抹茶×スイーツ
ターゲットは「小資」層
株式会社 七葉
nana's green tea(七叶和茶)
スイーツは基本的に日本と同じメニューをラインナップし、20~30代の「小資」と呼ばれる若い中産階級の女性を中心にご利用いただいています。中国でも今や抹茶を使ったスイーツは普及していますが、当店では一番人気の抹茶ラテを筆頭に、ドリンクやスイーツを含め約100種類揃い、バラエティの豊かさでも若年層に人気となっています。日本同様「ほうじ茶」を使ったラテ、パフェなども揃いますが知名度が低く、色がコーヒーに似ていることもあり間違われることも。すべて日本から輸入した茶葉を使う本格派の味わいです。
日本でもフードメニューを取り扱いますが、主に海鮮丼的なものが多数。こちらでは管理面や若年層へのターゲットを考え、主に洋風メニューをラインナップ(高新園区店のみ)。ロコモコハンバーグや洋風うどんなど、この春は桜の季節にあわせ、桜メニューを展開。桜のプリン、ラテ、どら焼など、日本にはない独自の展開を行いました。
価格面に関しても、ほぼ日本と同様に設定。例えば抹茶ラテは日本で464円(税込み)ですが、中国でも28元(約450円)で販売しています。中国のお客様からすれば、割高かと思いますが、日本同様の質をキープするためには必要。そんな中でも少しでもお得感を感じていただくために、アフターヌーンティーなどセット割引メニューの提供ほか、アプリ「大衆点評」の共同購入や銀行カードと提携し特典を付与。現在は微信プラットフォームを利用し、会員制度、金券、特典イベントを検討中で、さらなるファンの獲得を狙うところです。
■DATA
ターゲットは「小資」層
株式会社 七葉
nana's green tea(七叶和茶)
抹茶のグリーンを貴重とした和風インテリア。週末には若いカップルや小さな子供連れのファミリー層で賑わいを見せる。
スイーツは基本的に日本と同じメニューをラインナップし、20~30代の「小資」と呼ばれる若い中産階級の女性を中心にご利用いただいています。中国でも今や抹茶を使ったスイーツは普及していますが、当店では一番人気の抹茶ラテを筆頭に、ドリンクやスイーツを含め約100種類揃い、バラエティの豊かさでも若年層に人気となっています。日本同様「ほうじ茶」を使ったラテ、パフェなども揃いますが知名度が低く、色がコーヒーに似ていることもあり間違われることも。すべて日本から輸入した茶葉を使う本格派の味わいです。
日本でもフードメニューを取り扱いますが、主に海鮮丼的なものが多数。こちらでは管理面や若年層へのターゲットを考え、主に洋風メニューをラインナップ(高新園区店のみ)。ロコモコハンバーグや洋風うどんなど、この春は桜の季節にあわせ、桜メニューを展開。桜のプリン、ラテ、どら焼など、日本にはない独自の展開を行いました。
価格面に関しても、ほぼ日本と同様に設定。例えば抹茶ラテは日本で464円(税込み)ですが、中国でも28元(約450円)で販売しています。中国のお客様からすれば、割高かと思いますが、日本同様の質をキープするためには必要。そんな中でも少しでもお得感を感じていただくために、アフターヌーンティーなどセット割引メニューの提供ほか、アプリ「大衆点評」の共同購入や銀行カードと提携し特典を付与。現在は微信プラットフォームを利用し、会員制度、金券、特典イベントを検討中で、さらなるファンの獲得を狙うところです。
さらに多くの人にお店に足を運んでいただくために、本物の抹茶の品質とサービスを大切に、さらなる知名度アップを目指してまいります。
スイーツラインナップはほぼ日本のままで展開
高新園区店のみハンバーグや洋風うどんなどの食事メニューも提供する
大連七葉和茶餐飲管理有限公司
大連地区担当 マネージャー 李悦さん大連外国語大学卒業後、IT企業ほか日本・千葉県で約2年の社会人経験を経て、2015年に入社。現在は「nana's green tea」の「七葉」ブランドの宣伝活動および店舗運営を担う。
<日本国内/海外店舗数>
日本国内 82店 海外 19店
海外においては上海(7店舗)、大連(2店舗)、瀋陽(2店舗)、台湾(2店舗)、シンガポール(1店舗)、マレーシア(4店舗)、ハワイ(1店舗)を展開・運営を行う。
■DATA
恒隆広場店
西崗区五四路66号恒隆広場2階
℡3901-6556
10:00~22:00
お問い合わせ
高新園区店
高新園区黄浦路500号万達広場2階
℡3905-2239
9:30~21:00
<本社>東京都目黒区www.nanasgreentea.com/
お問い合わせ