松茸、銀杏、里芋、南瓜…etc四季に恵まれた日本から秋の実りの訪れを伝えてくれる懐石＆天ぷら。一品一品ごと、料理人の手間隙かけられた手仕事が幸せを運んでくれる

岡田和生

季節を彩る懐石料理の真髄
五感を満たすおもてなし

例えば、日本料理の命とも言える出汁。北海道産の最高級の真昆布を5時間かけて甘みを引き出す手間隙をかけ、鹿児島産の鰹節は引き立ての香りと最高の味を届けるためゲストの前で引く。月替わりの2コース料理は、一皿ごと旬を演出するまさに芸術品。究極のおもてなしを追求する料理長の心意気を感じる店だ。

10月「Chefs Kaiseki コース」甘鯛と松茸の椀、菊蕪とキンキの煮物など、旬尽くしの逸品

ヴィクトリアハーバーを見渡す絶好のロケーション

常時10,600本、2,000種類のワインが揃う香港随一のワインセラー

ゲストの目の前で最高級の出汁を創り出す

詳細は岡田和生

江戸日本料理

日本の旬の旨さが集結！
ソムリエ厳選の美酒を堪能

銅鑼湾の喧騒を忘れさせてくれる、桜・扇・織物に彩られたモダンな同店。米は山形県産「ミルキークイーン」、日本と同じ軟水で炊くことで、味も香りも一味違うこだわり。旬を届けるため日本全国から新鮮食材を調達。10月は焼酎、11月は松葉ガニと、月替りで料理と厳選酒を愉しめる店である。

10月は脂が乗った北海道根室の大黒サンマが必食。マグロは70kgの半身単位で空輸。大トロはとろける味わい

和風装飾の心地良い空間

秋の味覚満載の「懐石定食」を（$398）

「純米吟醸『手取川』は鮨にぴったり」と日本酒ソリスト辻さんが提案してくれる

詳細は江戸日本料理

天扶良 天よし TENYOSHI

旬食材を絶妙な温度で食す
常連客から愛され続ける店

暖簾を潜ると、料理長が天ぷらを揚げるジューッという響きに空腹感を刺激される。「季節に合わせ3カ月ごとにメニューを一新。10月は川海老、栗と舞茸、鱧（はも）の天ぷらがおすすめ」と疋田料理長。お酒は厳選された大吟醸・吟醸酒を始め、鹿児島など名所九州の焼酎が並ぶ。また、寿司、串焼きも対応。居心地の良さが常連客を集わせていると実感。

蟹の身を秋に再び肥えた「なごり鱧」で包んだ美味な一品

最先端で最高の醸造法で作られた世界に誇る「液体のダイヤモンド」の「勝山」は極上の酒

和の設えがほっこりと心を和ませる

障子と和の衝立で仕切られたプライベート空間は、9/Fから見渡す夜景も贈り物

詳細は天扶良天よしTENYOSHI

はやし

旬食材に料理人の粋が宿る
和風個室で優雅な時間を

和花に迎えられ和風の佇まいが心を和ませる同店。旬料理を届けるため、8割が東京築地・福岡から毎日新鮮食材を空輸している。「日本と変わらない味を届けたいから、鰹と昆布の出汁を仕込むことは毎朝の仕事の1つ」と、料理長林さん。一口味わうたび、手間隙かけた美味な料理に笑顔がこぼれる。

イクラ、かぶ、銀杏、石川小芋、さつま芋など秋の実りが溢れるコース料理は季節を丸ごと味わえる絶品

和風造りの落ち着いた雰囲気の店内

若い杜氏の日本酒「大和雫」など料理長が厳選した日本酒が並ぶ

４名掛けのスペースを2つ独占できる個室（消費額$3,000～）

詳細ははやし