Concierge大連 2023年7月
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レジャー、娯楽の結合で旧工場に活力を
文化観光の新たなランドマークに変貌



氷山集団(1930年設立)の旧工場をリノベーションした、レトロな雰囲気が満ち溢れる複合商業施設「氷山慧谷」。中でも見逃せないのは、「熊洞街」の目玉である巨大なクマのロボット「熊北北」。高さ9m、重さ25tもあり、定時(12:00、14:00、16:00、18:00)になると、頭をゆらゆら動かして咆哮をあげながら霧を降らせる。待ちに待った子供らは有頂天になってはしゃぎ回る。「熊洞街」の1階は特色ある飲食街となっており、2階には仮面ライダーやワンピースなど巨大なガレージキットが展示され、様々なクリエイティブグッズが販売されている。15万㎡の敷地には、「熊洞街」以外にも「夢想長廊」、「ロードショー」、「工業展示」などのエリアに分けられる。若者に人気が高いマーダーミステリーゲームや密室脱出、子供が喜ぶトランポリン、ボルダリング、90年代を偲べるプリクラが設けられているほか、大連式トランプのコンテストも不定期的に実施している。

  

氷山慧谷
沙河口区西南路888号
8443-6666
10:00~24:00
北北パフォーマンスショー:
12:00、14:00、16:00、18:00


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異国情緒満点
エキゾチックな建物


勝利橋(旧日本橋)を渡ると、建物の雰囲気が一気に変わりロシア風情街が現れる。1898年にロシアが大連で最初に開発したエリアであるロシア街は、まだ昔のロシア風の街並みが残っている。脇道を行くと市場のようなところがあったり、古い赤レンガの日本の長屋のような建物があったりした。ロシア人街の入り口右手に1902年築の東清鉄道汽船株式会社の社屋(現在は美術館)が、左手には満鉄の旧総裁邸宅(現在は大連船舶技術学校)やロシアの鉄道会社社員の住宅がある。一番奥にあるロシア建築の初代大連市役所も見どころだ。夜には建物がライトアップされ、観光客で賑わいを見せる。

  

俄羅斯風情一条街

203、403、526、613、706番バス勝利橋北下車


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ノスタルジックな雰囲気が色濃く残る


老虎灘北約3キロの桃源街の小高い丘に、かつて日系会社幹部の邸宅がたくさん残っている。その多くが1920年代後半に建設された建物で、日本風でありながら日本にはない、あの時代、この場所ならではの日本建築で、一軒一軒に違った意匠が施されている。今は開発で多くの老房子が取り壊された、開発されていない家屋はほとんどが老朽化している。このあたりは、老房子と相まってノスタルジックな雰囲気に満ちている。樹齢100年を越える老木が豊かに生い茂っているが、高級住宅街としての面影はだんだん薄くなってきている。是非今のうちに目に焼き付けておきたい。





青雲街・捷山街老房子

2番バス青雲街下車、 文化街、青雲街、捷山街及び周辺
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