新鮮な魚介類や野菜を食べに

国内二番目に大きな島へ

気候が良く水や土地が綺麗であるため、多くの生物が生息
蟹、白魚、ウナギ、車海老、アスパラ、キノコなど特産物も豊富

浙江省周辺には島が多く、その中でも上海から日帰りで行ける島は、舟山群島の一部の嵊泗（ションスー）列島や、上海最後の生態浄土である崇明島などがある。
崇明島は長江から流れ出た土砂が積もった沖積島で、唐の武徳元年（西暦618年）に海面から姿を現し始め、さらに積もった結果、今の崇明島ができた。今でも崇明島は成長し続けている。崇明島の面積は約1225平方キロメートルで、海南島に次ぐ2番目に大きい島である。崇明島の大気、水、土地は比較的きれいで、北亜熱帯気候に属し、温和で湿潤、四季があり、十分な日照や降雨があるため多くの種類の生物が生息し、島の東部にある崇明東灘湿地は鳥類自然保護区と中国国家地質公園にもなっている。2002年1月にはラムサール条約登録地となった。

島×美食

羊が多く生息している崇明島では、特産としてラム肉が有名だ。蒸し、炒め、スープなど多種の調理方法によるラム料理をレストランで食べられる。

「崇明糕」は崇明島の伝統的なデザートの1つ。中には小豆、ナツメ、クルミ、マツの実などが入ったており、強いて例えるならお餅のようなお菓子だ。