Concierge北京
  • 北京の育児AtoZ~食の安全編~
  • 北京の育児AtoZ~食の安全編~

    食べ物はすべての基本。安全な食品をどう確保するか?

食の安全編 お悩み解決スペシャリスト


ミートショップ和 店長

松岡 寛和さん

日本で運輸企業やドラッグストアなどで勤務の後、2012年北京へ。同時に「ミートショップ和」を立ち上げ7月で3年目に突入する。ご自身も中国人の奥さまとの間に生まれた子どもを持つパパ。街のお肉屋さんとして奔走する。


イトーヨーカ堂 食品部専門店部長

川島 芳之さん
1989年入社。2013年4月より北京駐在。三里屯店の商品充実に日夜奮闘する。趣味はゴルフ。

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Q農薬の効果的な落とし方、除去方法を教えて。(Kさん、12歳と8歳と3歳のママ)

A 水洗いと皮をむくこと

水洗いを行うだけでも除去効果はあります。よりしっかり除去されるのは「皮をむく」ことです。農薬は作物の外側から散布をするものですので、接触部分を除去すれば良いのです。キャベツや白菜などは「外側の葉を捨てる」などをしてください。(川島さん)


Q農薬や添加物、衛生面。すべてに不安があります。(Aさん、7歳と5歳のママ)
A 温度や管理が安心な店を選んで

中国の市場の衛生管理体制は日本よりもやや脆弱なので確かに心配です。当店では基本的な衛生管理と温度管理を徹底。足の早い鶏肉は24時間以内に売れなければ廃棄します。配達にはクーラーボックスを使い、玄関先で保冷バックに移し変え、新鮮な状態をキープします。(松岡さん)


Q日本より中国は農薬や添加物の規制が緩い?(Mさん、8歳と5歳のママ)

A 昔の日本と同じ状況です
規制にもよりますが、日本と比べると規制が緩い、あるいは一部規制は規制自体が無いという状況です。以前の日本と状況が似ていますが、消費者の食の安全安心に対する関心は日々高まっているため、これから規制が整備されていくという段階でしょう。(川島さん)


Qキュウリ、トマトはホルモン剤使用してるって本当?(Nさん、17歳のママ)

A 日中ともに使用するケースも

ホルモン剤の使用は生産農家により行っていることもあります。あまり知られていませんが、日本でもホルモン剤の使用は生産農家により行っていることがあります。日本と中国ともに、使用方法が国によって決められています。(川島さん)

現地の方は、もやしは食べないそう。農薬が酷い?(Lさん、15歳と12歳のママ)

A 農薬より漂白&成長剤が問題

もやしで問題となっているのは農薬ではなく、成長剤や漂白剤などの使用についてです。成長剤を使用すると収穫が早くなり、漂白剤を使用すると白くきれいなもやしが出来ます。しかしこれらの薬剤の使用は禁止されており、現在中国政府が厳しく取り締まっています。(川島さん)

Q魚が手に入らない北京でカルシウムを補うには?(Jさん、15歳のママ)
A 旬のものを満遍なく食べよう

これを食べればすべて解決という完全食品はないと思ってください。むしろ偏らないよう、比較的優良なブランドを選んでさまざまな食材を購入してみると良いです。旬のものは栄養価が高いです。また、サプリメントで補ったり、当店にも置いている小魚食品(下写真)などを食べるのもひとつです。(松岡さん)

お肉も衛生面が心配。洗っても良いですか?(Cさん、3歳のママ)
A 物によっては洗ってもOK

購入店舗によりますが、現地スーパーの場合、鶏モモ肉などが売り場の台にむき出しで販売されていることが多く、誰が触ったかわからないのと、処理が甘いものも多いので洗ったり表面を取り除いてあげて。当店のお肉は衛生管理も守っているので洗わなくて大丈夫です。(松岡さん)

Q中国の肉には成長ホルモンが入っているって本当?(Bさん、5歳と3歳のママ)

A 中国が特別なわけではない
よく話題になる成長ホルモンは、実は中国が特別なわけではなく、例えばアメリカ産のお肉などにも
入っています。影響を少なくとどめるには、とにかく偏らせないことが大事。牛、豚、鶏肉と、バランスよく食べましょう。(松岡さん)


Q現地品は嫌、日本輸入品は高い。どうしたらいい?(Hさん、16歳と14歳のママ)
A より基準の厳しい第3国品が◎

中国の商品は安いものの安全基準が気になるし、かといってすべて日本製品にすると高くつきます。自身もそうですが、普通の生活をしたいという方のために、当店では実際に僕が欲しいと思った商品をセレクトして仕入れます。シンガポールやタイなどの他アジア圏の食品は品質水準も高く、お値段も手ごろでオススメです。(松岡さん)


Q身体に悪い物質が蓄積するのが心配。除去方法は?(Mさん、8歳と5歳のママ)
A 健康的な生活を送ろう

まずは適度な運動としっかりとした排泄を行うことです。人の身体にはもともと有害物質を排泄する機能が備わっています。その機能を十分に発揮できるよう健康管理を行ってください。また一般的に動物の脳や脊髄に有害物質がたまりやすいため、魚などを食べるときには気をつけていただければと思います。(川島さん)


Q栄養をバランスよくとるには、どうしたらいい?(Aさん、7歳と5歳のママ)

A 中華料理の油に気をつけて
厚生労働省と農林水産省が共同で作成をした「食事バランスガイド」(下記)を参考に食事を組み立ててみましょう。中国料理は油を多く使用する傾向があるので、総カロリー量に気をつけながら食事をしていかなければ肥満の原因となってしまいます。(川島さん)

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