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映画・PVでも見た! 香港ロケ地散策
香港に友人が来たら、どこに連れていく?
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』とMONDO GROSSOの歌『ラビリンス』のPVロケ地になったユニークな香港の「あの場所」はここ。写真に残して、特別な旅の思い出を作ろう!
ゴースト・イン・ザ・シェル
日本の人気漫画『攻殻機動隊』を原作にした2017年のハリウッド大作。サイボーグ技術が発達した近未来、脳以外は全て義体化された少佐はハンカ・ロボティックス社のサイバー技術の破壊をもくろんだテロ組織について捜査する中、自身の驚くべき過去と向き合うことになる......。
Ghost in the Shell
原案:士郎正宗『攻殻機動隊』
監督:ルパート・サンダース
脚本:ジェイミー・モス、ウィリアム・ウィーラー、アーレン・クルーガー
出演:スカーレット・ヨハンソン、ピルー・アスベック、ビートたけし、
ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット ほか
公開:2017年3月31日
上映時間:107分
[銅鑼湾]
香港で唯一の円い歩道橋
土地が狭く、交通量の多い香港では、至るところに歩道橋がある。なかでも、銅鑼湾の怡和街(Yee Wo St)にあるこの円形の歩道橋はユニークな形で知られている。映画の中では、シーンの原型として起用され、実際の撮影はニュージーランドのスタジオで行っている。
[金鐘]
奇抜なデザインが印象的!
オフィス街・金鐘(アドミラルティー)に佇む「Lippo Centre 力寶中心」は米国の建築家、ポール・ルドルフによって設計されたもの。前衛的なデザインが印象的で、『ゴースト・イン・ザ・シェル』の中では、ハンカ・ロボティックス社の本部のモデルとして起用されている。
[上環]
トラムが走る香港島の主要幹道
この少佐が無心に街を歩くシーンの背景は「德輔道中(Des Voeux Rd Central)」。香港島の中心エリアである上環と中環の主要幹道であり、普段はトラムやバスが行き交う忙しい通り。このシーンの正確な場所は旧中環マーケットの交差点、24時間営業の有名なレストラン「翠華餐廳」が目印。
ラビリンス
プロデューサー、DJとして活躍する大沢伸一率いるMONDO GROSSO。さまざまなアーティストとコラボレーションしたアルバムに収録された『ラビリンス』 はボーカルを満島ひかり、作詞を東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が務めた話題曲。香港の街を満島ひかりが自由放浪に踊り走るPVも注目。
MONDO GROSSO/何度でも新しく生まれる
14年ぶりとなる、2017年の新アルバム。全11曲収録、MONDO GROSSO史上初と「全日本語ボーカル」の作品。
レーベル: cutting edge
収録時間: 56 分
ASIN: B0727QWT51/JAN: 4945817403889
[深水埗]
電器・PC・カメラ用品が集結する街
昔ながらの下町風情が漂う深水埗(サムソイポー)エリア。中でも「鴨寮街(Apliu St)」は「電子街」として有名であり、家電製品やPC・カメラ用品、スマートフォンのアクセサリーを販売する店舗や路上店が集結する。価格も手頃であり、わざわざ訪れる観光客もいる。
[油麻地]
深夜まで賑わう路上マーケット
「不夜城」の名を欲しいままにする香港でも、夜遅くまで賑わうのがこの油麻地の「廟街(Temple St)」。道の両側にびっしり並ぶ路上店舗では、洋服からアクセスサリー、お土産などが販売されている。同エリアの飲食店も深夜営業のものが多く、香港のストリートフードが楽しめる。
[鰂魚涌]
2,243戸を収容する集合住宅
ロケ地御用達であるうえ、インスタグラムでも絶大な人気を博す、香港島・鰂魚涌(クオーリーベイ)にある「海山楼」。70年代に建てられたこの商業・住宅複合建築は、「コ」の字型の建物に2,243戸の住宅があり、最高で約14,000人が住める、香港ならではの集合住宅である。