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企業の看板男子&女子 保科研吾さん
会社の最前線で日々奮闘する企業の営業マン&ウーマンの活躍ぶりに迫ります。
大連鵬成富士餐飲管理有限公司
董事/総経理 保科研吾さん HOSHINA Kengo
大連歴:2年
東京都出身 趣味:スキューバダイビング
日中の違いを踏まえ誠意を以って
以前はソロモン諸島のリゾートホテルにて支配人の経歴を持つ保科さん。現在は日中合弁の企業・団体向け食堂、給食サービス会社の日本側窓口として業務を担う。業界は違えど、食堂もホテルも「おもてなしの世界」であることは確かだ。
「弊社は日中合弁ゆえ、パートナーは『日本品質』を売りにしたサービスやオペレーションをという私への期待が大きいようです。しかし日本の社員食堂は『健康食ブーム』で、脂や塩分控えめが主流。主なクライアントとなる開発区の工場は現場作業者が多いゆえ、しっかりした味付けやボリュームが優先されます」。
こういった食習慣や条件、ニーズ、環境、法律などさまざまな面で日中の違いがあるのは当然のこと。なんでもかんでも「日本基準」にこだわらないよう気をつけるのが保科さんのやり方だ。
「食を通じて、働く人が、会社が明るく元気になる」が理想であり、目指すところ。クライアント先から感謝やねぎらいの言葉こそが最大のやりがいとなる。しかしながら成功ばかりではない、ときには失敗や困難にぶちあたる。
「ミスが起こったとき、お客様に対しての心からのお詫びも重要ですが、原因追及、再発防止の対策など内部に向けた見直しや関わった人たちの意識共有(ミスを犯したことへの痛みを共有)を徹底しています。(社内では)小さなことで保科はしつこいなと思われることも多いかもしれませんが(笑)、誠心・誠意の気持ちで、お客様や自社の人間に対峙していきたい」。
アセンダスにフードコート展開
現在は12月に開業予定としている高新園区・アセンダスにてフードコート開設準備に追われる日々だ。
「外食店と食堂の間の位置づけであるフードコート運営は初めて。和洋食ほか、ピザ、ラーメン、中国各地のご当地グルメを提供する予定です」。
ランチタイムで1,000人以上の利用客を見込む一大プロジェクト。サービスや内装において合弁ならではの日本らしい繊細で丁寧な気配りやサービスを主張したいと抱負を語る。新事業としてフードコートビジネスが広がればと保科さん自身も食を通じた明るい笑顔を返す。
先日行われた大連日本人学校の職場体験学習にて。参加した中学1年生を対象に、鵬成富士が運営する日系メーカーの社員食堂で現場指導を行う保科さん。
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日本のクオリティと中国現地の嗜好・習慣を理解した日中合弁の強みを活かし、食堂新規設営からリニューアル、企業他学校、保育園の給食サービスを手がけます。社員のモチベーションアップはやはり食事から!
■DATA
開発区盤錦路10号-D
℡ 8762-6708/157-1411-4036
hoshina@.dlcnc.com
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