-
見所多い国境の町 丹東
週末おすすめ観光スポット
大連から北東に270km、中国最大級の辺境都市である丹東は、北朝鮮との国境の町。鴨緑江をはさんだ対岸は北朝鮮の新義州市である。街中には朝鮮語の看板も多く見られ、朝鮮料理のお店も多い。断橋や虎山長城をはじめ見所も豊富
都市までのアクセス
大連から快速鉄道で
約120分
交通費(片道)
約110元
丹大快速鉄道で大連から丹東まで二等席を利用の場合の片道チケット料金
鉄道&バス
2015年に丹東と大連を時速200kmで結ぶ丹大快速鉄道が整備され、アクセスが格段に便利になった。大連北駅始発の列車が多く、市内(友好広場)から大連北駅までは地下鉄で1時間前後かかるため、時間に余裕をもって
車
大連からG11鶴大高速が丹東方面へ通じている。丹東までは3時間30分~4時間前後かかる
万里の長城東端の虎山長城や
郊外の鳳凰山も見逃せない国境観光だけじゃない。虎山長城では歴史に思いを馳せ
鳳凰山ではスリル満載のトレッキングを楽しもう高鉄丹東駅からも歩いていける鴨緑江のほとりは、川沿いに公園が整備され、断橋や国境遊覧ボート乗り場などの観光スポットがひしめく。周辺には飲食店や土産物屋が立ち並ぶ賑やかなエリア。虎山長城は市中心部から少し離れており、タクシー利用で30分前後、バスも運行されている。一方ガラス橋でも有名な鳳凰山は郊外の鳳城市にある。最寄の鳳城東駅まで高鉄が約17分で結ぶほか、丹東バスターミナルより直行バスも頻発している。バスの所要時間はおよそ60分。また、朝鮮料理や焼烤(串焼きバーベキュー)などの名物料理もはずせない。
1 全長258メートル 床が透明ガラスの橋
ガラス橋
玻璃橋(鳳凰山)
2018年開通、海抜687m、高低差126メートルのガラス橋。鳳凰山には他にも透明ガラス床の登山道「玻璃桟道」など見所が沢山ある。
9:00~17:00(4月~10月)、入山料80元、入場料60元
2 切り立った岩肌を登る 支えは鉄製の手すりのみ
ラオニウベイ
老牛背(鳳凰山)花崗岩むき出しの切り立った岩肌を、尾根に沿って登る、鳳凰山の一大スポット。眼下に広がる絶景は、高所恐怖症の人には厳しいかも。
丹東市鳳城市鳳凰山国家風景名勝区
9:00~17:00(4月~10月)、入山料80元、ミニバス片道20元、ロープウェイ片道50元3 中朝国境に架かる歴史遺産 橋の先端まで行ける
おうりょくこうだんきょう
鴨緑江断橋遊歩道として整備されており、橋の折れた場所まで歩いていける。また隣の中朝友誼橋は対岸北朝鮮の新義州市へ繋がっており、鉄道道路併用橋として使われていることから、双方を行き交う客車や車を間近に望むことができる。夜はライトアップされ昼間とは違う風情を楽しめる。
丹東市振興区江岸路0号
7:30-18:00(4月1日~10月 )、8:00-17:00(11月~3月)、30元4 万里の長城の東端 石楼より望む対岸の絶景
こざんちょうじょう
虎山長城7つの石楼と戦台を備える長城で、約1時間で巡ることができる。展望台から対岸の農地を見渡せるほか、細い河を挟んだすぐ向かいが北朝鮮という場所もある。
丹東市寛甸満族自治県虎山郷
6:00~19:00(無休)、60元安東老街
丹東は清朝時代に安東と呼ばれていた。安東老街は当時の町並みを再現した屋内型のグルメパーク。建物内部はレトロな屋台や飲食店が立ち並ぶ。またステージも併設されており、舞踏や京劇などが毎日繰り広げられている。人力車に乗ってパーク内を巡ることも可能。
おすすめのご当地グルメ
炒叉子
丹東のローカルフードといえばこれ。とうもろこしの麺と具を炒めた麺料理。レストランや屋台で朝鮮冷面
朝鮮料理店の多い丹東で、お気に入りの冷麺を見つけよう。これからの暑い季節にピッタリ