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増岡厚子さん
彼女たちのきらきら輝く明るい笑顔、パワフルな仕事ぶりはまさに大連のパワーの源!
生徒の夢と目標達成に邁進する日々
桜にほんご(櫻花国際日語)
日本語教師兼新人研修主任
増岡厚子(ますおかあつこ)さん
大阪府出身/大連歴15年
キーワード
企業トレーニング、生け花、カナダ
PROFILE
航空会社、商社で勤務した後、1990年皮革工場の副董事長として大連へ、1997年から夫の仕事に伴いカナダへ移住、2004年に再び大連へ。育児を経て、2008年より現職。
授業と企業トレーニングで忙しい毎日を送る
日本語教師兼新人研修主任として生徒たちに日本語を指導しています。当校の生徒は小中学生や日本留学予定の高校生、社会人など様々です。授業では文法や語彙だけでなく、お辞儀の仕方や意味など、日本の文化や習慣も教えています。授業時間は平日1日5時間、土日は6~7時間になるときもありますし、夏休みは更に忙しくなります。空き時間には授業の準備のほか生徒の質問に答えたり、入校テストや昇級テストを行うこともあります。
現在は週2日休みがありますが、全て企業トレーニングに充てています。主に企業に出向いてビジネス日本語を教えます。カリキュラムはコールセンターで使うような日本語や、お客様とのビジネス会話などで、例えば尊敬動詞と謙譲動詞を区別するような、上級レベルのトレーニングが中心です。
休みなく忙しい日々ですが、やりがいも大きいものです。指名を受けて、大学や企業面接対策としての個人指導を行っているのですが、これまで私が指導した生徒は皆合格しています。これは教師として大変嬉しいことです。
大連にバイリンガル学校を開設する日を目指して
私は80年代第1次日本語ブームの頃に、YWCAで日本語教師をしていました。1990年に初めて大連に来たときは、開発区一帯はまだまだ発展途上で、不便も多かったですね。特に2000年以降、道路も整備され人口も大きく増え、大連の街並みは大きく変わった印象があります。
将来はここ大連で寮付きのスクールを開設したいと考えています。金石灘にあるカナディアンスクールのような、英語と日本語を並行して教えられる学校がお手本です。場所も旅順と決めています。私一人では難しいので、息子の力が必要ですね。まだ息子がその気になってくれないので、いつ実現するかわかりませんが、私にとっての大きな希望でもあります。
山東省威海市にて。夫の長年来の友人である卓球金メダリストの王楠夫妻と。
「Q&A」
休日は何を?
教案作りをしています。以前「駿」さんでしていた「生け花教室」も再開したいです。
よく行くお店は?
東港の「喜鼎」や中山広場の「匠」です。
ストレス解消法
一時帰国した時に日本の友人と話したり食事をすることです。
会社概要
櫻にほんご(櫻花国際日語)は、大連など中国国内30余りの都市に事務所を開設。少人数レッスンや日本文化など多くのコースを設けるほか、企業向けセミナーなど様々なニーズに対応している。
www.sakurajp.com.cn