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人気商品から独自商品まで幅広く取り揃え
魅力ある日本商品を適正価格にて販売
大連外国語学院を卒業後、大連商務局、大連水産局にて勤務。2003年、赤字の物流企業を黒字化へと転換させ、総経理に就任。8つの事務所を持つ企業へと発展させた。2019年に越境ECサイト「Eddimall」を立ち上げた。
大連愛迪喵科技有限公司
中山区長江路38号金地中心1401室
℡0411-8210-8658/139-4286-6577
https:www.dit.com.cn/jp
大連愛迪喵科技有限公司は大連税関の認可を受け、越境EC「Eddimall」を経営している。傘下に専門の輸出入代理会社と倉庫物流会社を有しており、取扱商品は化粧品や食品、日用品、ベビー・マタニティー用品など多岐にわたる。オンラインで商品を注文すれば、同社は自社の保税倉庫から指定した場所へタイムリーに配送が可能である。
越境ECを立ち上げたきっかけは、中国において日本製品の人気が高い一方、中国市場を狙う日本企業からは「中国市場に参入するには複雑でリスクが高い」などの声が多く寄せられる。同社の強みである長年にわたる国際物流の経験を活かして、日本企業に「安心」と「低コスト」を提供し、中国の消費者に「リーズナブルで高品質な商品」を提供することでwin-winの効果が実現できるのではと考え、チャレンジしたとのこと。
2019年に山口銀行と提携し、日本企業が貨物を日本国内の指定倉庫に搬入するだけで済む「低コスト・低リスク」のルートを実現し、輸出入手続きやサイト運営などは日本の株式会社メイクと同社が担当する仕組みを整えた。
Eddimallは認知度が高い人気商品を販売しているほか、中国で知名度が高くはない高品質の日本製の化粧品、調味料、健康食品、酒なども提供している。偽物撲滅、悪質な競争を無くすため、これらの商品は可能な限り専売契約を結んでいる。専売契約を締結しているからといって、それは利益の為では決してない。企業努力により低コスト化を図り適正な価格での販売を目指している。初めて展開する商品はライブ中継を活用してその魅力を的確に表現し、消費者の認知度向上を図っている。
同社の越境ECでは約700種類の商品を取り扱っているが、今まで一度も返品されたことがない。小さな努力の積み重ねが大きな成果を生み、「Eddimall=本物」の口コミが広がり、リピート購入者が増えつつある。越境ECの将来性を見据えて、今後はO2O(オンライン・ツーオフライン)体験館を設けて、安心・安全・高品質・高性能の日本商品を発掘し、中国の消費者のニーズに応えるべく発展していくとのこと。