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大連の名風景
大連の魅力再発見の旅
一度は行ってみたい有名なスポットや、知る人ぞ知る穴場スポットを集めてみました。お気に入りのスポットを見つけて足を運んでみては?
大連市文化・旅游局と協力して、知られざる大連の名風景を存分にご紹介します。
大連大黒山風景区
遼東半島南部の最高峰、頂上からすばらしい眺めが楽しめる
大自然の中で歴史と民俗を体験でき、お寺巡りもできる
大黒山は金州から5キロ離れた、金州新区のほぼ中央に位置している。山肌が薄黒い色をしているため、「大黒山」と呼ばれる。山脈全体が「山」の字の形をしており、海抜663.1mの山頂からは360度の素晴らしい景色を眺めることができる。西は金州と渤海、南は開発区と大連湾、東は金石灘と黄海、北は延々と続く遼東半島が望める。主峰東側と南の谷の上の斜面には4月下旬からツツジが咲き始め、5月の咲き乱れる時期には多くの観光客で賑わう。
晴れた日に登頂すると、海が眺められる
咲き乱れるツツジ
赤やピンクなど、色とりどりの花が山一面に広がる杜鵑坡(つつじ坂)
大黒山は遼東地区の著名な宗教上の聖地であり、仏教、道教、儒教の三教合一の場でもある。お寺巡りコース:関門寨(難攻不落)—唐王殿(道教寺、李世民が高句麗攻撃の際にここに軍を駐屯した)—石鼓寺—点将台—卑沙城(左図 兵家必争の地)—朝陽寺(右図 仏教寺)—響水観(道教寺)—観音閣。400年の歴史がある古刹で、旧暦3月16日の縁日には多くの善男善女が集まる。
兵家必争の地の卑沙城
仏教寺の朝陽寺
金龍寺国家森林公園
かつての合戦戦場が、今は平和の公園になっている。
自然と親しみながら、レクリエーションやスポーツを楽しめる
金龍寺国立森林公園は、城山と老座山を中心とした大きな丘で構成されている。海抜406mの城山を登ると、北側は渤海、南側は黄海を望むことができる。アカシア、桜、ツツジなどの植物が豊富。城山広場から山頂まで2.5キロの階段は計999段あり、特に最後のセクションは急勾配になっている。途中には「城山石佛」の景観があり、絶壁の山石が釈尊の仏頭の形をしている。歴史好きの方には、石造りの古代の城壁跡と昔の塹壕と砲台が見逃せない。サバイバルゲームが好きな方は、ぺイントボール射撃場でエキサイティングな「殲滅ゲーム」を楽しめる。
大連英歌石植物園
名花が一斉に咲き誇り、まさに百花繚乱!
春は芝桜やチューリップ、夏はひまわり、秋はコウシンバラ、全ての人の心に花を!
2014年に開園した新しいレジャースポット。面積は95.57ヘクタールと広大で、見所多数。芝生広場、海棠園、花園芸術展、春園、牡丹園、蓮の花園、チューリップ園、コウシンバラ園、芝桜園、薬草園、桃花園と、全て見て回るには半日以上かかる。4月~7月には季節に応じて様々な花が咲き誇っているほか、子供の遊び場も充実。
盛りを迎えたチューリップ畑、気分はまるでヨーロッパにいるかのよう
一面に広がるラベンダー畑が良い香りを漂わせる
鮮やかな色のコントラスト、花の絨毯のようで圧巻の芝桜
金石灘国家旅游度假区
美しい砂浜が続く黄金海岸 地質・地層の宝庫「国家地質公園」
テーマパーク「発見王国」は家族連れやアベックも楽しめる
東北最大最長のビーチである金石灘黄金海岸。海岸線は4,500mで、砂浜が非常に美しい。黄昏時には夕日が浜辺に差し、金色にキラキラと輝く。夜に色とりどりのライトが灯ると、ロマンチックな月光海岸へと様変わりをする。長きにわたる浸食や風化によって形成された岩が海岸沿いに並ぶ大連海浜地質公園は、天然のアートを形成している。地表にも地層や奇石が数多く露出しており、迫力ある崖や何億年も昔の地層を間近で目にすることができる。
海に突き出た岬が恐竜の形をしている
大連随一のリゾート&レジャーランドである黄金海岸
美しい花吹雪で淡いピンク色に染まった路面
「大連海浜国家地質公園」は東部半島の最南端海岸沿いにある。波の激しい浸食によって切立った海食崖となっており、そのため3~9億年前に形成された地質断面が、地表まで様々な形で露出している。見所となる主要な奇石の名前は恐竜、ベートーベン、ハリネズミ、子亀を探す亀、大鵬の羽ばたきなどがあり、案内板を見ながら名称から想像できるかを確かめてみるのも面白い。
大連棒棰島
爽やかな青空と美しい海、カモメが海風に乗って悠々と飛び交う
大連市の東南部海浜に位置する、市街区より少し離れた国賓館リゾート地
大連を代表するリゾート地。島の形が洗濯棒に似ているため、「棒棰島」と名付けられた。山、海、島、礁の自然景観に恵まれ、海岸沿いの景色も美しいため人気のレジャースポットとなり、中国の要人たちの避暑地としても知られている。潮風を思い切り吸い込むも良し、波打ち際で貝殻を集める子どもの姿を眺めるのもまた一興。
海岸から約500mの位置にある棒棰島、広さ約120m
毛沢東が揮毫した石碑(棒棰島賓館の入り口にある)
棒棰島海水浴場。海岸沿いの緑の木、白い砂浜と青い海
大連紫雲花汐薰衣草荘園
圧倒的スケール!ラベンダーで紫一色に染まる花畑が広がる
ふんわり漂う爽やかなラベンダーのほのかな香りに包まれよう
小黒山東南麓園の6ヘクタールを超える敷地内には数多くの花畑があり、各所に見所が点在!代表的なラベンダー以外にも、カモミールやニオイテンジクアオイ、ローズマリー、タイム、ヒソップなど香り高い花々も鑑賞できる。四季折々の花が織りなす絶景が多数あり、色鮮やな花々が一面に咲き誇る景観はため息が出るほどの美しさだ!
やかな紫色と優雅で豊かな香りが魅力のラベンダー
龍の形をかたどった花
色とりどりの花が織りなす美しい眺め
金石灘国家旅游度假区
美しい砂浜が続く黄金海岸 地質・地層の宝庫「国家地質公園」
テーマパーク「発見王国」は家族連れやアベックも楽しめる
東北最大最長のビーチである金石灘黄金海岸。海岸線は4,500mで、砂浜が非常に美しい。黄昏時には夕日が浜辺に差し、金色にキラキラと輝く。夜に色とりどりのライトが灯ると、ロマンチックな月光海岸へと様変わりをする。長きにわたる浸食や風化によって形成された岩が海岸沿いに並ぶ大連海浜地質公園は、天然のアートを形成している。地表にも地層や奇石が数多く露出しており、迫力ある崖や何億年も昔の地層を間近で目にすることができる。
海に突き出た岬が恐竜の形をしている
大連随一のリゾート&レジャーランドである黄金海岸
美しい花吹雪で淡いピンク色に染まった路面
「大連海浜国家地質公園」は東部半島の最南端海岸沿いにある。波の激しい浸食によって切立った海食崖となっており、そのため3~9億年前に形成された地質断面が、地表まで様々な形で露出している。見所となる主要な奇石の名前は恐竜、ベートーベン、ハリネズミ、子亀を探す亀、大鵬の羽ばたきなどがあり、案内板を見ながら名称から想像できるかを確かめてみるのも面白い。
大連氷峪溝
「南の桂林、北の氷峪」、奇山秀水は天下一と賞賛されている。
奇岩を眺めながらの遊覧は、心が癒されること間違いなし。
1980年代に発見・開発され、全区域に約400カ所の景観スポットがある。山々は北方の豪放さと南方の精巧さを兼備している。アカマツの原生林、クヌギ林など広大な緑の自然に包まれたエリアには、様々な動植物が生息し自然の動植物園となっている。また、山肌の石英岩が溶食・風化により岩峰となり、風光明媚な景色ということで「小桂林」と呼ばれている。青波がゆらゆら揺れる鏡のような湖と、両岸の珍石が急峻で青々した山との調和が見事だ。
大自然の息吹を肌で感じられるホテル
険しくそそり立つ山、緑溢れる森、谷を縫うような川、まるで一幅の絵のような美しい風景
氷峪溝はAAAA級国家旅游風景区で、珍しい動植物が1,000種以上も存在し、「天然動植物王国」と呼ばれている。森の中を散策するとウサギやリスを目撃できるほか、運が良ければカワウソ、イヌワシなどを見かけられる時もある。また、ここは黄河以北では保存状態が優れたカルスト地形なため、山の起伏が変化に富んでいる。仙人洞、樹齢400年の銀杏樹、龍泉、梯子峰も見どころだ。
「平湖潟玉」景観、湖の水がダムから流れ落ち、広い滝になる。天門山国家森林公園
神秘的で魅力たっぷり、ハイキング・登山など年間を通して自然に親しめる
千佛洞廟、九十九折の川下り、幻想的な氷爆、変化に富んだ景観を堪能しよう
大連市内から237キロ、庄河市の北60キロに位置する天門山は営口、鞍山、大連の境目にあり、「三家界」とも呼ばれる。海抜900mを超える山が3つあり、最高峰の逗雲峰は常に雲と霧に囲まれ、その険しさと美しさで有名。宋の時代に建てられた千佛洞廟は、入り組んだ洞窟の中に多数の仏像が設けられている。落差が72mもある川下りはスリル満点。真冬にしか見られない幻想的な氷瀑もスポットの一つ。
原始林がが手つかずの状態で保存されている生態森林
北方では成長しにくい植物もここには多数存在する
迫力満点の氷瀑
黄海と渤海の境目。海の色が異なるため、境目がはっきりと確認できる。
清の時代に造られた灯台が今も活躍している。130年間、海の安全を守ってきた。
老鉄山の水路が黄海と渤海の中に続いているため黄海と渤海の自然境界線を形成し、東側の黄海は紺色であるのに対し、西側の渤海はやや黄色を帯びている。海水の色の違いから、渤海と黄海の境界線を見て取ることができる珍しい場所。1893年に建設された老鉄山灯台は、100年余りの歳月を経て、今なお現役として海の安全を守っている。
遼東半島最南端、黄海と渤海の境界線が見える老鉄山(海抜465.6m)
渤黄海境界線を間近で見えるスポット
フランス人によって設計された灯台。